夕食のサラダを作っているときのこと…。紫タマネギをスライサーでカットしながら、気を付けようと思っていたのに、勢いよく指をきってしまいました。切った瞬間、これはまずいな…と感じ、すぐに洗って止血を試みました。
ジンジン痛み、指を押さえましたがなかなか値が止まりません。患部はどうなっているのか…怖くてどうしても見ることができません。
ふだん、学校では養護教諭の先生に、判断が必要になるケガのお子さんの場合は、すぐに呼んでもらい、病院を受診するべきかを一緒に判断しています。もともと怖がりなので、傷の状態を見るのはとても苦手なのですが、子どもたちの状況を把握し最善を尽くすには、自分には責任があると思うからできるのだと思っています。
さて、切った部分を見ることもできず、血も止まらず…。明日は土曜日…。結局夜間救急病院に行くことにしました。看護師さんに、「ほら見てごらん!」「いえ、いいです。」「見なさい!」と言われ、薄目で指に目をやりました。
一瞬しか見られませんでしたが、若い内科医さんは縫わない方が早く治るでしょう!と判断され、指先をぐるぐる巻きにして帰されました。こんな傷で夜間救急を理由してすみません…と謝りましたが、お医者さんも看護師さんも、決して責めることもなく、大丈夫大丈夫と励ましてくださいました。
寄り添ってもらえるありがたさ、自分の弱さ、何よりも注意の足りなさをしみじみと感じ、血は止まったものの、ため息がいつまでも止まりませんでした。
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